マリコ・ポーロ
次は自分か、次は家族か友達か…。どうしようもない不安感にさいなまれ、気持ちが落ち着くことがない日々が続きます。医療・介護に従事している方達や、公共交通機関で毎日通勤している方達の不安感はいかばかりかと、我が身に置き換えると苦しくなります。
~去年はこんな素敵なところにお花見に行けたのに…~
不安感を紛らわすために人の少ない山城の見聞などをしたいのですが、車を運転しないのでそれは叶わず。健康のために毎日ウォーキングしています。かなり遠くまで歩きますが、住宅密集地の悲しさ。ひたすら住宅の狭間を歩くしかなく、つまらないので、今まであまり気にとめなかった「身近の花」の写真を撮っています。(というか、身近な花しか咲いていないエリアだということもある。)
梅だ桜だ萩だと、超有名でストーリー性のある花ばかり愛でて「花が好き」なんて言っていたのは、戦国武将に興味があると言いながら、北条や謙信君や政宗殿ばかりが好きで、桜井武兵衛さん(先の神奈川県博でのブログ記事ご覧くだされ)に興味がないのと同じことだったと思っちゃった。
呑気な話で、あいすまぬ。
住宅密集地に咲く、お馴染みの花ばかりです。個人宅の花は家が映らぬようにトリミングしたのでボケボケご容赦を。
▲ モクレン(木蓮)
さっそくボケボケじゃが、ボケ(木瓜)の花ではにゃい。
昔から住んでらした方が引っ越し、解体が始まった家です。他のモクレンは咲き始める頃でしたが、こちらはもう枯れつつありました。
長年自分を愛でてくれた去りゆく人に咲いた姿を見せたくて、早く咲いたのかな…。木蓮は、「天国に咲く蓮」ともいわれるそうですね。
花言葉は「自然への愛」「崇高」。
▲ ミケリア(深山含笑)
品種はいくつかありますが、こちらはマウダイエ「深山含笑」ですって。
タイサンボクとはチト違うな~と近寄ってみたら、よく聞かれるらしく花名の札が付いていました。原産地は中国。花はもう終わりですね。赤紫の実になるそうです。
花言葉は「甘い誘惑」。枯れかけた花からは、まだ甘い香りがしました。年増の誘惑…なんちて?
▲ アカバナミツマタ(三椏)
中村汀女の句に「三椏の花の白さや…なんたらりん?」とあるので、三椏の花は白しかないと思っていました。紅もあるんですね。
花言葉は「強靱」「壮健」「永遠の愛」。紙の原料で、丈夫で長くもつからなのだね。強い樹皮は鬼を縛っても切れないから、「鬼縛り」という別名があるんですって。
へえ~~。
▲ こぶし(辛夷)
♪ こぶし咲く あの丘北国の ああ 北国のぉはぁる~♪
歌の通り、春になったことを感じさせる花ですね。凛としながらも可憐で品格があり、好きな花です。こちらの公園で一斉に咲いていた頃は華やかでしたが、季節はもう終わってしまいました。
秋に生る実が拳のようだから名前が付いたとも言われます。私は赤いカエルの卵みたいだと思っちゃうけど。
花言葉は「友情」「友愛」。
いつもとまったく毛色が違うブログ記事ですが、もう1回だけ花のことを書こうかにゃ~。
萩真尼 こと マリコ・ポーロ
画像は全てマリコ・ポーロが撮影しました。コメント欄をもうけております。公開させていただいてはおりませぬが、ご感想なりいただければ嬉しいです。